• 名所 家康公のお膝下、乙川

    今年、NHKの大河ドラマのタイトルは「どうする家康」。 静岡にも大変ゆかりの深い武将、徳川家康公が主人公です。 愛知県岡崎市にある日本百名城の一つである岡崎城は、家康公が生まれたお城として有名で、敷地内に大河ドラマ館もあることから、大変人気の観光地になっています。 岡崎城...

  • イベント 「ふくろい遠州の花火」の縁の下の力持ち

    真夏の風物詩といえばたくさん思い浮かびますが、中でも花火大会を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。 全国的にも名の知られた「ふくろい遠州の花火」が今年4年ぶりに復活し、去る7月29日に来場者30万人を迎えて大盛況のうちに開催されました。 会場は、愛野駅と...

  • イベント 奥野ダム1日ダム教室に行ってきました

    7月26日、伊東市にある奥野ダムで1日ダム教室が開催されました。 静岡県河川協会もこのイベントに協賛しているので、受付のお手伝いに行ってきました。   奥野ダムは、複数の目的を持つ多目的ダムです。 主な役割は3つ。 ①洪水調整 昭和33年、大きな被害を出した狩野川台...

  • コラム 7月7日は「川の日」です

    川の日は、1996年(平成8年)に国土交通省(当時の建設省)によって7月7日に 制定されました。 ①7月7日は七夕伝説の「天の川」のイメージがあること ②7月が河川愛護月間であること ③季節的に水に親しみやすいこと  がその理由だそうです。   「川の日」を定めた趣旨と...

  • 名所 諏訪湖の唯一の出口、天竜川

    10月19日(水)、令和4年中部地方治水大会に参加するため長野県に行ってきました。 会場近くに諏訪湖と天竜川の境目があるとのことで、足を延ばしてみました。   諏訪湖です。ちょうど噴水が出ていました。 ここが諏訪湖の唯一の出口である釜口水門。 諏訪湖には31もの...

  • コラム 清水港で、イルカに会えるかも?

    静岡市の清水港付近で、野生のイルカの目撃情報があります。 イルカと聞くと、きれいな海を想像するでしょうか。 イルカは、餌をかまずに丸のみする習性があります。近年、死んだイルカのお腹の中からプラスチックごみが発見される事例もあるそうです。 プラスチックごみは、人間が捨てた...

  • コラム 鈴川(富士市)昭和10年~世界を魅了した、多色擂木版画の局地~

    没後70年 吉田 博展は、2021.8.29(日)まで 静岡市美術館で開催中です!   吉田博は、「高山の美を語る」という本を出しているほどで、世界中の山に登り絵を描いていて、当然、日本の富士山の絵も描いています。 今回、展覧会されている富士山を描いた何点もの作品の...

  • コラム 川についてまなぶ③

    『生き延びるための流域思考』 (岸由二 著 ちくまプリマ-新書¥860+税) 「近年の豪雨の頻発・激甚化に対応するため、河川の整備に加えて流域の持つ保水・遊水機能の確保、災害発生のおそれが高い地域での土地利用の誘導、警戒避難態勢の確立等、総合的な治水対策が重要」(国土交通白書...

  • コラム 川についてまなぶ②

    「洪水と水害をとらえなおす」(農文協¥2,700+税) はじめに、日本人の伝統的な自然観が近代化の中で失われていったことが述べられ、近年の水害を分析し、現代の治水、そして、その問題点を指摘しています。 そして、堤防の越流のさせ方で被害が変わるとして、今後の治水のあり方の提言へとつ...

  • コラム 川についてまなぶ①

    「ダムと緑のダムー凶暴化する水災害に挑む流域マネジメント」(日経PB¥2,000+税) 2017年の九州北部の豪雨災害では、伐採後に寝かしてある木ではなく、山の立木が大量の流木となって、街に大きな被害を与えました。 本書は河川の上流域に焦点を当て、その中で山林崩壊のメカニズムを解説して...