「ふくろい遠州の花火」の縁の下の力持ち

「ふくろい遠州の花火」の縁の下の力持ち

真夏の風物詩といえばたくさん思い浮かびますが、中でも花火大会を楽しみにしていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

全国的にも名の知られた「ふくろい遠州の花火」が今年4年ぶりに復活し、去る7月29日に来場者30万人を迎えて大盛況のうちに開催されました。

会場は、愛野駅と袋井駅のちょうど中間あたりの、原野谷川(はらのやがわ)親水公園です。

原野谷川は島田市の八高山(はっこうさん)に端を発し、掛川市・袋井市を通って太田川と合流する、釣り好きの方にはアマゴ釣りや鮎釣りで知られた河川ですが、花火大会の会場としても、その名前を聞いたことがある方はたくさんいらっしゃることでしょう。

ここ数年、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で全国的に花火大会の中止が続いていたため、開催を待ち望んでいらっしゃる方も多かったことと思われます。

さて、最近ではほぼ当たり前になってきました、イベントやお祭りの有料観覧席ですが、素晴らしいビューポイントで、場所取りの苦労もなく、落ち着いて座ってイベントを楽しめるところが大人気ですよね。

そうは言っても、なかなか予約が取れなかったり、無料で楽しめればさらに嬉しい、と思われる方も、私を含めて多いのではないでしょうか。

そんなあなたに袋井の花火大会公式サイトがお勧めしているのが、JR袋井駅から花火会場に至るまでの原野谷川河川敷です。

この時期元気よく繁茂する河川敷の草木を、地元袋井市役所や、静岡県河川協会の支部である袋井土木事務所が心を込めて草刈りをし、きれいに整備しました。

他にもたくさんの「縁の下の力持ち」たちが、それぞれの場所で尽力することで、花火がより一層美しく、多くの人々の心に残るものになるのですね。

◇ ふくろい遠州の花火 公式HP  ◇