川の日は、1996年(平成8年)に国土交通省(当時の建設省)によって7月7日に
制定されました。
①7月7日は七夕伝説の「天の川」のイメージがあること
②7月が河川愛護月間であること
③季節的に水に親しみやすいこと がその理由だそうです。
「川の日」を定めた趣旨としては、
【1】近年、都市の発展、治水事業の発展などを契機に、希薄化した
人と河川との関係を見直し、河川に対する人々の関心を取り戻すこと
【2】地域の良好な環境づくりなどについて流域の住民・自治体が
一緒になって考え、取り組む、といった地域の活動を支援すること
が挙げられています。
「海の日」や「山の日」が祝日化されていることから考えますと、
「川の日」が、そのうち祝日になる可能性もあるかもしれませんね。
各地で川に関する様々なイベントや、川の清掃活動なども行われているので、
この機会に参加し、川に親しんでみるのも良さそうです。
ただ、これからの夏の時期は、川の事故が増加する季節でもあります。
ニュースなどでもご覧になっているとおり、上流で雨が降れば、
あっという間に危険なものに変貌してしまうのも川の一面です。
天候や安全対策には十分に配慮して、川に親しんでいただきたいと
思います。