【静岡県知事表彰】河川・海岸、道路 愛護団体等表彰(令和5年度)

静岡県では、去る8月23日(水)に、静岡県庁西館において、令和5年度の河川・海岸、道路愛護団体等表彰を行いました。

この知事表彰は、平成1年度から毎年実施され、今年で35回目です。

道路愛護で国土交通大臣感謝状を受けた2団体及び、河川・海岸、道路愛護で知事褒状を受けた10団体が対象です。

今年度の受彰団体は下記の方々です。

◇ 国土交通大臣感謝状(道路愛護)

団体名・所在地 表彰理由
社会福祉法人覆育会すぎのこ作業所 (下田市) 障害のある人の作業所として活動しており、通年、ゴミ拾いや草刈り作業により、積極的に道路美化に貢献している。
えんの会 (富士宮市) 平成20年より、県道414号線の小泉権現交差点から白糸の滝北口信号までと国道139号の白糸の滝北口信号から山梨県境までの約30㎞を年11回程度、平均15名で活動し、道路の環境美化・景観向上に大いに貢献している。

◇ 知事褒状(河川愛護)

団体名・所在地 表彰理由
松川湖をきれいにする会 (伊東市) 平成19年に団体を設立して以降、松川湖周辺遊歩道付近において、清掃活動を継続して実施している。松川湖周辺は市民のみならず観光客も多く訪れる場所であり、河川の美化、保全だけでなく、観光地としての魅力向上にも大きく貢献している。
庵原地区連合自治会 (静岡市) 庵原川、山切川及び波多打川において、流域地域の住民2000人以上の協力により、毎年清掃活動を行っている。この活動が地域の河川美化、環境保全に貢献している。
青島第12自治会 (藤枝市) 河川愛護に関する思想の普及と実践にあたり、毎年自治会を流れる二級河川瀬戸川の草刈及び清掃を年6回行っており、他団体の模範となっている。また、地域住民の高齢化が進み、河川愛護活動が困難な状況になっている中、継続して奉仕活動に取り組んでいる功績は多大である。
二俣川の岸辺をきれいにする会 (浜松市) 地域住民と協力し、天竜区二俣地内の河川約330mの草刈りや清掃活動を継続して実施している。長年にわたる献身的な河川愛護美化活動の功績は顕著であり、河川愛護精神の普及や地域社会の環境改善の推進において他団体の模範となっている。

◇ 知事褒状(海岸愛護)

団体名・所在地 表彰理由
静岡・海辺づくりの会 (静岡市) 平成19年から15年間にわたり毎年静岡海岸の清掃活動を実施している。自治会や企業など広範囲に呼び掛け、毎回100人前後が参加しており、海岸愛護精神の普及や海岸の美化保全に実績を挙げている。また、海岸清掃だけでなく、花壇整備、観察会、レクリエーションイベント等の多彩な活動を行っている。

◇ 知事褒状(道路愛護)

団体名・所在地 表彰理由
芝川花そう会 (富士宮市) 富士宮市芝川の9支部で道路沿い、駅構内の全8か所の花壇を春・秋に花を植替え、日々当番制により、花壇の花を管理することで通行人や地域住民の方々の安らぎの場の拠点づくりを行っている。また、常にきれいな花壇を維持することで、「綺麗な場所を汚してはいけない」という想いを通行人に与えている。
城山区花の会 (富士宮市) 低木が枯損し雑草が繁茂している植樹枡に花を植え替えることにより、景観美化に努め、市民が住む地域の環境保全や、沿線の通行人・通行車の心に安らぎを与えている。
住みよい東新田にする会 (静岡市) 長年にわたり、川原通りの花壇の植栽を行うとともに、毎月周辺道路の清掃を行っている。近年では、メンバーの高齢化が進み、管理維持が困難な状況になる中、地元中学生と共に活動することにより、次世代にボランティア精神を引き継ぐ活動もしている。
藤岡2丁目防犯フラワーファミリー (藤枝市) 有志により、藤岡2丁目町内会の花壇を整備する目的で設立されて以来、年に4回花壇の花の植え替えや、土壌改良、花壇の整備を行っている。また、令和4年度には新たな取り組みとして、近所の幼稚園の生徒と花の植え替え活動を行うなど地域全体を巻き込み、道路の愛護活動を行っている。このような活動が長年にわたり、継続的な地域貢献・道路愛護活動に大きく貢献している。
水と大地と空気の会 (ミダックグループ) (浜松市) 平成16年度から活動を続けており、毎月活動区域内にて主として道路清掃や除草活動を実施し、併せて道路の危険個所のチェックも行い、地域の道路環境の向上に長期間貢献している。

表彰された各グループの皆様方には深く敬意を表しますとともに、今後のますますのご活躍にも期待しております。