川をめぐる文化「関ヶ原」

川をめぐる文化「関ヶ原」

餅の形が丸い(丸餅)か四角(各餅、切り餅)か、岐阜県の関ヶ原町を流れる川が境界なのだそうです。川を挟んで、西が丸く、東が四角。隣近所と餅の形が違う家は、川向こうから、嫁入りしてきた家です。

おそらく滋賀県よりの今須地区の川を指すのだと思いますが、確証が得られていません。

この外、カレーに入れる肉が牛か、豚か、いなり寿司の形が三角形か俵型など、東西文化の境界線があることから、さすが「天下分け目の関ヶ原」と思わせますが、最近、郷土史家から、1600年の主戦場は、関ヶ原のもう少し東だったという説が唱えられています。