令和5年10月26日、岐阜県庁1階「ミナモホール」に於いて、令和5年度中部地方治水大会が開催されました。
この大会は、治水事業の重要性を広く喚起するとともに、国会、政府並びに関係当局に対し、治水利水事業の強力な推進、災害発生時の速やかな対応と多様な治水対策の措置などを提言することを目的に行われるもので、中部5県の治水関係者等が参加しました。
静岡県からは草地博昭磐田市長、中野弘道焼津市長をはじめとして、県や市町の職員20名が参加しています。
大会開始前に、第1部として「岐阜県の流域治水」をテーマにした記念シンポジウムが行われ、鵜匠・水防団長・自治会連合会支部長・歴史民俗資料館学芸員・土木事務所砂防課長といった5人のパネリストが、それぞれの立場から、川との関わり方について意見を発表しました。
続いて行われた治水大会では、主催者挨拶、来賓挨拶に続いて国土交通省水管理・国土保全局と中部地方整備局から治水事業概要の説明があり、また、揖斐川・長良川など多くの一級河川が流れる水郷地帯で、古くから大きな水害との闘いを繰り返してきた大垣市の市長が、流域治水の工夫や取組みについて意見発表をしました。
最後に大会決議が採択され、次期開催県を静岡県に決定して閉会しました。
令和6年度は静岡県で開催予定です。皆様の御協力をよろしくお願いいたします。