もしものときは、浮いて待て!

文部科学省が改訂した学習指導要領により、新しく、小学校5学年及び6学年の水泳運動において、「安全確保につながる運動」と「着衣のまま水に落ちた場合の対処の仕方」が取り扱われることになりました。

 同様に中学校全学年において、「水泳の事故防止」に関する心得を遵守するなど健康・安全に気を配ることを身に付けることが出来るよう指導することとなりました。

 併せて保健分野において、事故防止の心得について教えることとなり、今後は、小学校の授業で、水難事故が扱われる機会が増すものと考えられます。

 しかしながら、令和2年度の夏は、全国的に、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、授業が減ったことから、自由な時間が増えるなか、学校のプールで水に慣れていない児童・生徒が、夏休みが始まる前に、川や海で遊んで亡くなる事故が発生しました。

 さらに、静岡県内でも、海水浴場の開設を取りやめる市町が相次ぎ、監視員やライフセーバー不在の中で泳ぐ海水浴客がいる海岸も少なくありませんでしたが、こうした状況が今年以降も続く可能性があります。

 そこで、夏を前に多くの方へ水難事故防止のための知識をつけていただきたいと思い、チラシを作成しました。

 

◎水難事故防止のためのポイント

・事前に天気を確認し、その後も天候急変に気をつける

・水上のレジャーには、ライフジャケット(救命胴衣)を着用する

・着衣のまま水に落ちてしまったら、ラッコの姿勢(背浮き)で水に浮く

・溺れている人を見つけたら、慌てて水に飛び込まず、浮き輪(浮き輪がなければ空のペットボトル等の水に浮くもの)を投げる。救急車を呼び、救急車が来る間に救命措置(人口呼吸と心臓マッサージ)を行う

 

詳細はチラシをチェック↓↓

水難事故を防ぐために