静岡県河川協会とは？

日頃より、静岡県河川協会の運営に、御理解と御協力をいただき、誠にありがとうございます。

本県は、狩野川、大井川等の一級河川、都田川、太田川、巴川等の二級河川合わせて総延長2,863㎞の河川と伊豆半島沿岸、駿河湾沿岸、遠州灘沿岸の総延長約506㎞の海岸を有し、過去より幾度となく災害に見舞われ、治水対策や高潮、津波対策が進められてきました。一方、これらの河川、海岸には多様な自然環境や良好な水辺空間があり、これらを次世代に継承していく必要があります。

さて、近年の気候変動による自然災害の頻発化・激甚化は国内各地で大きな被害をもたらし、社会、経済に大きな打撃を与えています。本県におきましても、令和元年の台風19号では県東部地域や志太榛原地域で多大な被害をうけました。

このような水災害リスクの増大に備えるため、国では、国、県、市町、企業、住民等のあらゆる関係者が協働して、流域全体で水害を軽減させる「流域治水」という考えに転換することを令和2年7月に公表し、県内においても取組に着手しているところです。

当会におきましても、県や市町の防災対策などの取組を紹介するとともに、会員同士の交流、連携を図る場としてホームページを開設することといたしました。

本県の河川、海岸、防災に関する情報をわかりやすく発信してまいりますので、多くの方にご活用いただけると幸いです。
今後とも、静岡県河川協会をよろしくお願いいたします。