令和5年1月18日(水)に、「静岡県令和5年1月18日(水)に、「静岡県河川協会県内視察研修会」を静岡市で開催し、県や市町の河川事業担当者39名が参加しました。
今年度は、流域治水をテーマに、静岡市及び県の治水対策や施設を視察しました。
➀下川原雨水貯留管「川原まもるくん」
国道150号線の下にある、貯留管の中で説明を聞きました。大雨の際は、この貯留管が水でいっぱいになるそうです。
②広野地区雨水幹線
雨水を排水することが困難な浸水個所から海まで雨水幹線を整備しています。
③静岡市治水交流館「かわなび」
昭和49年の七夕豪雨の被害状況や巴川総合治水対策について、映像や展示で学べる施設です。
④県総合運動場
県総合運動場の芝生広場及び駐車場は、雨水貯留施設の一つだそうです。
⑤麻機遊水地
巴川の上流部で整備が進められている麻機遊水地。台風15号による出水時に25mプール約11,000杯分の洪水を貯留することで、巴川の水位上昇を抑えることができました。
今年度の県内視察では、流域治水として、身近な場所で浸水被害を軽減するための多くの施設(機能)を備えていることについて実感することができました。